こんばんは～。おやじです。
今日は激辛チップスや激辛料理を食べる事で体に起こりうる影響についてです。
激辛チップスを食べた高校生15人が16日に体調不良を訴え、病院に搬送されました。
チップスに含まれる唐辛子の辛味成分の「カプサイシン」の過剰摂取が原因とみられる。
昨年9月に激辛トルテーヤチップスを我慢しながら食べるSNS上の挑戦企画に参加した
米国の少年当時14歳が死亡し激辛チップスの危険性が改めて浮き彫りとなった。
最近SNS上で激辛料理に挑戦する企画など多く、
若者が危険性を認知せず激辛料理食べる例も増えている。
16日に体調不良を訴えた高校生らが食べた激辛チップスのメーカー側が
「食べすぎるとおなかが緩くなる場合ある」などと注意喚起していた。
そうした注意する表記がかえって挑戦心を煽ったようです。
昨年9月に亡くなった米国の少年はカプサイシンを大量に摂取し、
心臓に異常が起きた事が死亡原因だそうです。
令和元年7月に長野市の高校の生徒9人が文化祭で食べた激辛料理が原因で
病院に搬送されたそうです。
カプサイシンとは？
カプサイシンは、唐辛子に含まれる辛味成分です。
エネルギーの代謝に関わるホルモンの分泌を促進して、脂肪の燃焼を助ける働きを持ち、
肥満を予防する効果があるとして注目されています。
カプサイシンを摂取する際の注意点
カプサイシンは過剰摂取すると健康に被害をもたらす事もあります。
1回の摂取量の目安は体重1kgに対して1日5mgだそうです。
体重60kgの場合300mgとなります。
辛い食べ物に慣れていない人や辛味に対して敏感に反応してしまう人は
もっと減らすようにした方がいいようです。
過剰摂取で起きる症状
目であれば流涙症、鼻であれば鼻液漏です。
さらに排尿障害や胃食道逆流症を引き起こすそうです。
他にも粘膜の炎症、吐き気、嘔吐、高血圧が起こる事もあり、
これらの症状は子供が特に発症しやすいようです。
致死量は？
カプサイシンには致死量も存在します。
体重50kgの人であれば3,000～3,750mgの摂取で命の危険が生じるようです。
一般に市販されている卓上の一味唐辛子の瓶67瓶と言う量になります。
辛味緩和に
強い辛味を感じた際、水を飲むことで対処しますがカプサイシンは水では溶けにくく
その成分を洗い流すことができず水を飲むことは「かえって逆効果」だそうです。
辛味を緩和するには乳製品が有効だそうです。
乳製品に含まれる成分が舌に接触するカプサイシンを吸着してくれるらしいです。
辛い物を食べる際には、ヨーグルトや牛乳などの乳製品を一緒に食べるなどすると
辛さが和らぐそうです。
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